フィギュア・グッズ・漫画・同人誌…。
オタクの1人暮らしは、どうしても荷物が多くなりがちですよね。
いざ引っ越しをしようと思っても、段ボールの数が膨れ上がり、「普通の1人暮らしより費用が高くなるのでは?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「荷物が多いオタクの1人暮らし引っ越し費用の相場」や、「安く引っ越すための業者選びのコツ」・「節約テクニック」の3つを解説します。
最後にはおすすめの引っ越し業者もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【一般的な1人暮らし】引っ越し費用目安
荷物量・条件 | 通常期(5~2月) | 繁忙期(3~4月) | 備考 |
---|---|---|---|
荷物少なめ(家具・家電ほぼなし、段ボール10~15箱程度) | 2万~4万円 | 4万~7万円 | 学生や初めての一人暮らし向き |
荷物普通(家具・家電あり、段ボール20~30箱程度) | 3万~6万円 | 6万~10万円 | 一般的な社会人1人暮らし |
荷物多め(オタク部屋、フィギュア・本・趣味グッズ多数) | 5万~8万円 | 8万~12万円 | トラックサイズが大きくなりやすい |
長距離(500km以上) | 7万~15万円 | 10万~20万円 | 東京→大阪、東京→福岡など |
※料金は目安です。荷物量・時期・距離・業者によって変動します。
単身引越しの場合は10個が最も多く、また、15個以下の割合を合計すると、78.4%と8割近くを占めていました。
引用元:引っ越し侍公式サイト
【オタクの1人暮らし】引っ越し費用目安
荷物量・条件 | 通常期(5~2月) | 繁忙期(3~4月) | 備考 |
---|---|---|---|
フィギュア・グッズが少なめ(段ボール20~30箱程度) | 4万~6万円 | 7万~10万円 | 単身パックでは収まりきらないことが多い |
フィギュア・グッズが多い(段ボール40~60箱程度+家具家電) | 6万~9万円 | 9万~13万円 | トラックが1.5t~2tサイズになるケースあり |
フィギュア・本・同人誌など大量(段ボール70箱以上+家具家電) | 8万~12万円 | 12万~16万円 | コレクションが多いと追加料金が発生しやすい |
長距離(東京→大阪など500km以上) | 10万~18万円 | 15万~22万円 | 荷物が多いと費用がさらに上がる |
※料金は目安です。荷物量・距離・時期・業者によって変動します。
通常の1人暮らしと比べて、オタクの引っ越しは荷物量の多さが最大の特徴です。
大切なコレクションを守りながら運ぶ必要があり、結果的に引っ越し費用が高くなりやすい傾向があります。
オタク部屋にはフィギュアやプラモデル、同人誌や漫画がぎっしり詰まっていることも少なくありません。
本やグッズはコンパクトに見えても重量があるため、段ボールの数が自然と増えてしまいます。
フィギュアやアクリルスタンドなど、壊れやすいものは丁寧な梱包が必要です。
オプションで荷物の段ボール梱包をスタッフにお願いすると、その分、作業に時間がかかり、費用が高くなる要因になります。
本棚やフィギュアケースなどの家具、さらに冷蔵庫・洗濯機といった家電を合わせると、1人暮らしでも小型トラックでは積みきれず、中型トラックが必要になるケースがあります。

オタクの荷物量と段ボール箱数の目安
オタクの荷物は重くてかさばるものが多いため、目安より少し余裕を見て計算するのがおすすめです。
家具・家電は段ボール換算できませんが、トラックサイズや作業人数の目安になります。
荷物の種類 | 量の目安 | 段ボール換算(Mサイズ) | 備考 |
---|---|---|---|
漫画・同人誌 | 100~300冊 | 10~30箱 | 棚の段数や奥行きで調整 |
フィギュア・プラモ | 50~100体 | 5~15箱 | 箱入りか箱なしで変動 |
アクリルスタンド・小物グッズ | 数十~100個 | 2~5箱 | 緩衝材で丁寧に梱包 |
CD・DVD | 50~200枚 | 2~6箱 | ケース付きで計算 |
衣類・布物 | 服100着程度 | 5~7箱 | 圧縮袋を使うと箱数削減可 |
家具(本棚・机など) | 2~4個 | 段ボール換算不可 | トラックサイズを決める要素 |
家電(冷蔵庫・洗濯機など) | 2~3台 | 段ボール換算不可 | サイズによってトラック選定が必要 |
※段ボール換算は目安です。荷物量や梱包方法によって変動します。
【オタクの1人暮らし】引っ越し業者を選ぶときのポイント5つを紹介
オタクの1人暮らしは荷物が多く、フィギュアやアクリルスタンド、本など壊れやすいグッズも多いため、一般的な単身者の引っ越しとは少し注意点が変わってきます。
ここでは、安全かつ費用を抑えて引っ越すための業者選びのポイントを解説します。
ポイント①:荷物量に合ったプランを選ぶ
単身パックは安いですが、段ボールやコンテナのサイズ上限が決まっているため、荷物が多いオタク部屋では収まりきらないことがあります。
目安として、段ボール30~50箱以上の場合は単身パックよりトラックプランがおすすめ!
荷物が多めの場合は、通常の単身プラン(トラックチャーター)を選ぶのが安心です。
ポイント②:梱包の丁寧さ・オプションを確認
フィギュアやアクリルスタンドは壊れやすいため、梱包材やプチプチ、専用箱が揃っているか事前に確認しましょう。
また、業者によっては「壊れ物梱包オプション」を用意している場合もあるので、引っ越し前に相談しておくと安心です。
プチプチなどの梱包材は、100円ショップでも手軽に手に入るため、必要に応じて買い足すことができます。
ポイント➂:訪問見積もりで正確な料金を出す
ネット見積もりは概算に過ぎず、荷物が多い場合は追加料金が発生しやすいです。
スタッフが実際に部屋を見て物の多さや家具サイズを確認してもらうのが一番正確です。
また、複数社に訪問見積もりを依頼して比較すると、料金とサービス内容の両方で安心です。
ただ、見知らぬ人(業者)を1人暮らしの部屋に上げるのに抵抗がある、時間的に訪問見積もりが難しい方は、ネットでも良いので見積もりを取ってみましょう。

ポイント④:評判・口コミをチェック
「荷物を丁寧に扱ってくれたか」「スタッフの対応が良かったか」などの口コミを事前に確認しましょう。
- 引っ越しサイトの口コミを確認すること。
- SNS(X)などのポストを検索してみる
Xをのぞいて見ると、良くも悪くも正直な口コミが多く見られるので、参考程度にチェックしてみるのも良いでしょう。ただし、すべてを鵜吞みにする必要はありません。

ポイント⑤:日程・時間指定で料金を節約
平日や時間指定なしにすると、料金が安くなることが多いです。
「夕方以降」や「土日祝」は追加料金が発生するケースがあるので注意しましょう。

【オタク向け】多い荷物を減らす7つの方法
オタクの1人暮らしは荷物が多くなりやすいため、引っ越し費用を抑えるには「荷物を減らすこと」が最も効果的です。
以下の方法を意識するだけでも段ボール数が減り、トラックサイズも小さくなるため、引っ越し費用を大幅に抑えることができます。
業者選びとあわせて重要なのが、自分でできる節約の工夫です。
ここでは、費用を節約しつつ大切なコレクションを守る方法を紹介します。
方法①:不要なグッズを整理する
昔ハマっていたアイドルグッズや、「そろそろ手放してもいいかな」と思うフィギュアや同人誌などはありませんか?
そうしたグッズは、メルカリやグッズ専門の宅配買取を利用することで、引っ越し費用の足しにすることもできます。
特に宅配買取なら、自宅にいながら手軽に現金化できるので、忙しい方にもおすすめです。
引っ越し作業をしながら不要なものを段ボールにまとめておけば、そのまま宅配買取に出すことができますよ。
方法②:本・漫画は電子化 or 厳選
紙の漫画や同人誌は重くてかさばるため、電子書籍に移行できるものは電子化してしまうのも一つの方法です。
電子書籍にまとめてしまえば、本棚を置くスペースが不要になり、引っ越し後の部屋もすっきりします。
実際に紙の本を電子化した人の中には、段ボール10箱分あった本が2箱まで減った、というケースも!
どうしても手放せない本だけを厳選して残せば、段ボールの数を大幅に減らすことができます。

方法➂:フィギュア・小物はまとめて梱包
荷物は小さめの段ボール1箱にまとめて入れ、隙間には衝撃吸収材や新聞紙を詰めて固定しましょう。
無駄に大きな箱を使わず、箱の空きスペースを減らすことで、段ボールの総数を抑えることができます。
さらに、段ボールの側面に中身や注意点を書いておくと、荷解きが格段に楽になりますよ。
方法④:衣類・布物は圧縮袋を活用
衣類は圧縮袋を使うと、かさばる荷物をおよそ3分の1までコンパクトにできます。
特に季節外の服はまとめて圧縮して運ぶと、段ボールの数をぐっと減らせて引っ越しがラクになりますよ。
圧縮袋は100円ショップやホームセンターでも手に入るので、コスパも◎。
ただし、圧縮するとシワになりやすいので、すぐに着たい服やお気に入りの洋服はそのまま収納したほうが安心です。
掃除機がいらない「手で丸めるタイプ」の圧縮袋なら、引っ越し先での取り出しも簡単でおすすめです。
方法⑤:一部の荷物は宅配便で送る
重いけれど量が少ない荷物や、早めに送りたいグッズは、宅配便で別送するのがおすすめです。
引越しトラックに積む段ボールの数を減らせるうえ、大事なフィギュアや小物も安全に送ることができます。
梱包にはプチプチや新聞紙で隙間を埋めると安心です。また、宅配便は配送日や時間指定を活用すると、引っ越し当日の受け取りもスムーズに。
さらに、貴重品や割れ物には「天地無用」や「割れ物注意」と書いておくと、より安全に運べます。
方法⑥: 家具だけ業者に依頼する
トラックのサイズを小さくできるため、引っ越し料金を大幅に節約できます。
家具だけは業者に運んでもらうと効率的で安心です。
例えば、段ボールは友達や家族に手伝ってもらって運ぶ、という方法もあります。
また、家具だけ業者に運んでもらう場合は、梱包方法や搬入経路を事前に確認しておくとスムーズです。
自分で運ぶ荷物と業者に任せる家具のバランスを考えることで、さらに料金を節約できますよ。
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方法⑦:家具・家電はレンタルで済ませる
家具や家電は、思い切ってレンタルで済ませるのもおすすめです。
たとえば、ベッドや冷蔵庫、洗濯機などの大型家具・家電をレンタルにすれば、引っ越しで運ぶ荷物がぐっと減ります。
トラックのサイズも小さくできるので、引っ越し料金の節約につながります。
さらに、レンタルなら新居に到着してすぐ使えるうえ、不要になったときに返却できるため、処分や移動の手間も省けます。

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まとめ
オタクの1人暮らし引っ越しは、フィギュアや本、グッズなど荷物が多くなりやすく、通常の単身引っ越しより費用が高くなる傾向があります。
- 荷物が多いと5万~8万円前後が相場
- 繁忙期は料金が倍になることもある
- 単身パックが必ず安いとは限らない
- 訪問見積もりを複数社から取るのが鉄則
- いらないグッズを買取に出して荷物を減らせば費用も節約できる
引っ越し費用を安く抑えるには、「荷物を減らす」「日程を工夫する」「複数業者を比較する」の3つがポイントです。
大切なフィギュアや本を安心して運んでもらうためにも、料金だけでなく「荷物の扱いに丁寧な業者かどうか」もチェックして選びましょう。
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